おはようございます。今日も田舎の一日の始まり。
都会と変わらずみんなスマホを持っているし、もちろんテレビも一家に一台ある。でも、ふと田舎っぽい瞬間を感じる時を発見するのが好きな私。例えば、近くの最高に気持ちいい立地で畑やってる通称「畑おじちゃん」に会いにいくと、空を見て「もうすぐ一雨くるぞ。」って言う。スマホで雨雲レーダー見たわけでもないんだけど当たる。どうしてわかるのか尋ねると「あの山とあの山の間に雲が出てその雲が下に降りてくると降る」ほほーーー!!メモメモ。
また別の日、キッチンで鬼の常備菜の仕込みをしていた時。うちには今の時間私しかいない。でも縁側の戸が大きく開く音!「雨降ってきたデェぇぇ!!」と大好きなお隣のお母さんがすでにうちの庭に干してた布団を取り込んでくれてる!!!きゃーーありがたすぎるぅぅぅ!!!好っき!!こういう関係!!!!!!また別の日、田舎暮らし3年目に突入したし私なりに雨が降りそうってのがちょっと分かってきたから、まだ乾いてないけど洗濯物を家の中に取り込んで家の中に干し直し、お隣のおじちゃんに「そろそろ雨降りそうだよ〜」って伝えて洗濯物取り込んでもらったのに一切降らなかったのは本当に、ゴメンナサイ。3年目、まだまだでした。
まだまだ地方の風習は根強く残っていて、色々な行事にできる限り参加してみたい!と思っているので隣の市や隣町情報を聞きつけたら参加しています。今日はどこどこで餅まきだって!!子育て用品の無料リユース市だって!ぶりとマグロの振る舞いがあるって!!なんて日常です。お正月には町の男の子が袴を着て的に向けて矢を放ち的を射抜けるかで今年の運気を占う、というなんともかっこいい行事も行われています。移住して驚いたのは、今住んでいる町の盆踊り。私の地元の盆踊りはたくさんの曲が次々流れて子供にも馴染みのあるアニメの曲や、炭坑節などの定番曲で踊るというもの。でも、今の町の盆踊りは昔も今も一曲のみ!!!始まりから盆踊り終了まで。踊りも故人への追悼という意味の振り付けなんだそう。(そしてこれまた踊りが難しい)そして幼少期から曲はちょっと音の悪いカセットテープ(みなさまご存知です??笑)が流れている印象なのですが、なんとこの地域はまさかの終始生歌!!!!!のど自慢のおじちゃんがヤグラの上で歌っているではありませんか!!かっこいいいいいいーーー!!!しびれるーーーーー!!!歌い手さんの奥様はどこか誇らしげ。これは長く続いていってほしいものです。私たち世代で繋げなくては、と感じる体験でした。そしてこういったイベントに行くとその先々で同じおじさんと遭遇します笑。きっちりいただくものをいただいていつもしっかり楽しんでみえる。むしろ、もうおじさんに会いにいっているのかなと錯覚するくらい(笑)いるよねぇそういう人って。。。。ってそのおじさんは「私」のことをもしかしたらそう、思ってるのかもしれない。。。。