皆さんは自分が次に住むことになるであろう場所を選ぶ時、

どんなことを考えて選択をしていきますか?

子供のこと、仕事のこと、お金のこと。。。

たくさんあって夢と現実に板挟みになりそうになって悩んでしまう。

そんな時に読んでいただけたら少し、気が楽になる私たち家族の体験談を書いて行こうと思います。

移住先を選ぶ時に考える優先順位。子育て?仕事?お金?親や家族のこと

一つ、前提として私が経験した移住、田舎暮らしは

主人がいて子供がいる、家族単位の移住だったということ。

もちろん単身での移住でも参考にしていただける内容となっていますがその点を加味してご覧ください🎶

移住という、大きな変化にも耐えられる方法、それは。。。

まず、家族と足並みを揃える努力をすること。

もちろん移住を考え、自力でリサーチし、私の記事に辿りついてくださったあなたは移住について前向きに考え、行動できる鋼のメンタルの持ち主だと思います。しかし、家族全員がそうとは限りません。

私たち家族は移住して3年になりますが、この移住に関しての前提のすり合わせにしっかり時間を使うことを意識しました。

そうすることによって何がいいのか。

それは、他責志向を極力減らして家族で協力しながら移住生活を送りやすい環境の地ならしをしておけると言うメリットを移住する前に獲得しておけるのです。 次に何がメリットなのか説明します。

移住先が決まり新しい生活が始まり、家族単位の引っ越しということに変わりはないのですが、各々の生活が始まります。大人は仕事を始め、もしかすると子育てをメインで引き受けているのが母親であれば早速近所付き合いが始まります。父親が新しい仕事に就けばもっと密接に地元の人たちと言葉を交わし仕事をして過ごすことになります。子は学校に行くことになります。

そこで様々な小さなことから大きなことまでトラブルが発生します。

  • 言葉の壁(方言がきつかったり、伝わった伝わってないで起きるすれ違い)
  • 地方ならではの生活スタイル、文化と今までの自分たちが育ったスタイルとの違いによる地域住民との距離の取り方。
  • 移住者を歓迎してくれる人と、そうでない人がいること。
  • 移住者は移住者でやりたいことがありその地に移住し、受け入れた町民は町民で最低限してほしいことが実はあったりする。そこに気づけるかどうか。などなど

そういったことが起きた時にまずは家族みんなで顔を合わせて感じたことや起きたことに対して話を聞き合いましょう。そこで移住前に前提をすり合わせておくことによって、自分たち家族が取るべき対応、こちらが改善で着ることがあったり歩み寄ることが欠如していた、とか本当に移住者というだけで嫌がらせをされていた、など、家族が個々に悩みを抱えることを減らすことができます。なぜ移住をすることにしたのか、一つ一つの選択、前提をしっかりすり合わせておくことで家族単位で問題に向き合い解決に向かうパワーを最大限に持つことができるのです。人間は変化を恐れる生き物です。新しい環境に飛び込む側も、それを受け入れる側も、人間なのです。向き合った結果、ここではなかった。と素直に思えば苦しみ続けずにまた、新しい方向に目を向ければいいと私は思うのです。私たち家族は、本当に家族が困ったらこの地をいつでも離れる覚悟をしています。だからといって適当に移住を始めたわけじゃ、もちろんないんですけどね♡

移住先を考えていく優先順位は?

  • 自身やパートナーの親との物理的距離
  • 子供の就学先
  • 再就職先
  • 物件は賃貸にするか購入するのか
  • 移住者への支援制度の有無
  • 移住先の近くに親戚などが住んでいる  などなど

実際に。。私たちは。。

  • 私たちは親に孫の姿を見せたい!何か親に起きた時にその日のうちにできるだけ駆けつけられる距離であること。
  • いちばん上の子が保育園や幼稚園に入園前に移住してそこから周りに自然がたくさんある園を選んでいきたい。
  • 居酒屋を経営しており、移住先でも同じように飲食店を始めるか迷いに迷った結果、移住先に居酒屋の需要があるかまではリサーチしなかったので再就職をするという選択に決定。
  • 物件は賃貸(またこれについては後日)

家を探すには??。。。空き家バンクに登録しよう!

空き家バンクとは??https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000131.html

  • 希望の県に複数の市で移住候補地があればそれぞれの市の空き家バンクに登録する(レスポンスの早い遅い、力の入れ具合も比較の対象になったりもします)
  • 内覧したい物件に出会ったら、予約をとり、現地に泊まる(その時時間が許せば町歩きもすると雰囲気も少し感じられる)
  • 空き家バンクの担当の方ともたくさんコミュニケーションをとる(実際、空き家バンクの方も空き家を購入して住んでいたり、体験談の引き出しをたくさん持っている方も多い印象です)

希望の移住先の不動産屋のHPを活用する

  • 空き家バンクも不動産屋の情報も両方知ることで、その地の不動産の相場が見えてくる。一見、自分には必要ない情報に見えても、巡り巡って有効な情報を引き出せる質問ができるようになっていたりする。

それぞれのメリット

  • 空き家バンクのデメリット

①購入後、DIYや業者さんに頼んで改修が必要な物件が多い

②空き家バンクは契約後、家に前家主さんの持ち物がそのまま残った状態で売却するという物件も多いため、購入してから掃除や荷物の撤去からする必要がある。

③購入する前には分からなかった故障部分などが発覚する場合もある。

  • 空き家バンクのメリット

①価格が安い物件が多数ある(仲介業者を介さないので手数料も掛からない)

②価格交渉可能

③まだまだ使える家財がそのまま置いてある場合も多い(家具やエアコンなどなど)

  • 不動産屋のメリット

①契約後すぐ入居可能

  • 不動産屋のデメリット

①空き家バンクと比べて価格が高い場合が多い

②仲介手数料がかかる

という事で、私たちは3箇所の市町村の空き家バンクに登録して、返答が一番早かった担当との方とのやりとりを重ね、現地にも4回ほど泊まりで物件の内覧をしに訪れて現在の住まいに辿り着きました!!

以上のさまざまな点を踏まえて今の自分達に合った家が見つかりますように☆★